男性不妊症外来

  • 診察日:第1,3,5週 水曜日午前
  • 診療担当医:富田圭司医員

 

妊娠を目指し避妊を行っていないにもかかわらず、何らかの原因で妊娠に至らない場合を不妊症といいます。通常のカップルのうち約15%は不妊症といわれ、そのうち半分は男性側に原因があるとされています。(女性のみに原因がある場合が約40%、男性のみに原因がある場合が約24%、男女両方に原因がある場合が約24%と言われています。)
男性不妊症の原因は、主に造精機能障害(精子を作る機能の異常)、精路通過障害(精子が通る道の異常)、性行為障害(うまく射精に至らない)に分類されます。
また射出した精液の中に精子が全くみられない状態を無精子症といいます。(無精子症は上記の造精機能障害、精路の通過障害どちらでも起こりえます。) このような場合、自然妊娠は不可能です。しかし近年の生殖補助技術の発達により精子が少数でも認められれば、それを顕微授精に用いて妊娠に至ることが可能になってきました。当科では当院産婦人科と協力し不妊治療に取り組んでいます。無精子症の方に対しても積極的に当科で精巣内精子採取術(TESE)(注)を施行し、精子が採取できればそれを産婦人科で顕微受精に用いて妊娠を目指します。
まずは受診時に超音波検査や血液検査、精液検査などを施行した後、患者様の状態、不妊の原因にあわせ治療方針を相談いたします。診察時には精液検査を実施する場合がありますので禁欲日数が3~7日となるように調節していただければ理想的です。

(注):精巣内精子採取術(TESE)は自費診療となります。健康保険が適用されませんのでご了承ください。