入局案内

入局希望者を募集中

泌尿器科学講座では入局希望者を募集中です。
興味のある方は教室までご連絡ください。

医局見学をご希望の方へ

入局希望者あるいは質問、相談等は、下記までお問い合わせ下さい。
当教室に興味のある方は見学等も可能ですので是非ご連絡下さい。
(当科では、本学出身者と他大学出身者は全く分け隔てありません)

お問い合わせ先

お問合せ先〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町
滋賀医科大学泌尿器科学講座
担当吉田 哲也
電話077-548-2273(医局)
FAX077-548-2400(医局)
E-mailhquro@belle.shiga-med.ac.jp

研修医募集のご案内

滋賀医科大学泌尿器科学講座は
研修医・医学生の皆さんをいつでも歓迎いたします!

泌尿器科とは
泌尿器科は腎臓、尿路(腎盂、尿管、膀胱、尿道)、男性生殖器(精巣、精路、前立腺、陰茎)、および副腎や上皮小体などの内分泌臓器など、数多くの臓器を扱う外科系専門診療科です。患者さんの年齢層も小児から老年期までと幅広く、また、骨盤内臓器における男女の違いもあり、きわめて奥深い領域といえます。
泌尿器科臨床の特徴として、診断から治療まで、その後の管理を含めて一貫して自科で診療できることがまず挙げられます。診断には画像検査、生理機能検査、内視鏡検査などが含まれ、治療においては手術治療から薬物治療まで、外科的側面のみならず、内科的知識も大いに要求されることになります。また、歴史的に内視鏡手術を治療におけるひとつの柱として発展してきた科であり、今日の低侵襲手術のさきがけとなった分野でもあります。超高齢化社会を迎えたわが国では典型的な高齢者癌である前立腺癌や加齢に伴う排尿障害を患う方々が急増しており、泌尿器科の社会的ニーズはますます高まっています。
社会に求められる泌尿器科医
国内の泌尿器科専門医は慢性的な供給不足に陥っているのが現状です(6,291人、2010年現在)。また、滋賀県は人口増加率が常に上位にランクされており、相対的な泌尿器科医不足は今後も続く見込みです。地域医療充実のためには皆さんの若い力が是非必要です。
また、一口に「泌尿器科」と称しましても、そのsubspecialtyは非常に多彩です。がん治療(手術療法、抗がん化学療法、免疫療法)、排尿機能異常、先天性および後天性小児疾患、骨盤臓器脱を含む女性特有の疾患、生殖医療、性機能障害、腎不全および腎移植、尿路結石、感染症などなど皆さんの興味と熱意次第で幾らでもさらなる専門性を発揮することが可能です。
当講座での臨床研修
当講座では、本学附属病院および京滋地域を中心とした教育病院にて4年間の後期研修を受けていただきます。各施設とも、若手の先生方に十分な臨床経験を積んでいただけるような充実した研修を用意しており、専門医取得に十分なプログラム内容となっています。
当教室における特徴的な臨床診療分野としては以下のようなものがあります。
  1. がん診療:体腔鏡を含む手術治療、前立腺癌小線源放射線治療、抗がん剤化学治療、尿路変更術
  2. 小児泌尿器科疾患
  3. 女性泌尿器科疾患(骨盤臓器脱、腹圧性尿失禁)
  4. 排尿障害(前立腺肥大症、神経因性膀胱などの排尿機能異常)
基礎研究、学位取得
当教室では研究にも熱心に取り組んでおり、特に腎腫瘍・精巣腫瘍のエピジェネティクス、排尿生理および薬理学、尿路上皮癌(膀胱癌)のプロテオーム解析などを中心テーマとして研究を続けています。泌尿器科臨床のみならず、基礎研究にも興味を持っておられる方々も大歓迎です。
なお、本学大学院は社会人入学制度があり、学内外の施設に勤務しながらの学位取得が可能です。
あなたも「地域に育ち、世界へ羽ばたく泌尿器科医」を目指しませんか。私達とともに働き、遊び、学び、そしてこの道を究めましょう!

当科の研修の特徴

顔の見える医局

当科は関連病院も含めて比較的小さな所帯の医局です。そのためそれぞれの顔が見える、つまり意見や希望を直接聞き、ある程度それに沿った研修プランを提供できることが利点といえます。実際にロボット手術をはじめとした鏡視下手術、小児泌尿器科、女性泌尿器科などのサブスペシャリティーの領域を比較的若い年次から触れていただいております。また最近では女性医師が増えたこともあり、より多様性のあるライフスタイル設計に対し柔軟に対応しております。
大学病院における研修を1-2年間、その後3-4年は関連病院で研鑽を積んでいただき専門医を取得してもらいます。積極的に大学院への進学を勧めておりますが、希望しない場合も臨床修練を主とした研修を行っていただきます。

写真:全体写真

マンツーマンによる密な指導

臨床研修体制として当科では主治医と担当医の2人チームで複数の患者さんを担当しています。周術期の管理や化学療法、尿路感染症などに代表される全身管理、終末期の疼痛コントロール、それらに伴う患者さんへの病状説明などを手取り足取り指導します。また手術においても同様です。経尿道手術は独立して行えるレベルに到達できることを目標としています。腹腔鏡手術や小児手術の一部のパートを担っていただくこともあります。
当科では以前から早い段階で手術に触れてもらおうとする機運があり、その傾向が脈々と受け継がれています。

写真:経尿道的手術の指導風景

勉強会・カンファレンス

当科ではカンファレンス、勉強会を定期的に行っています。カンファレンスにおいては1週間の手術の振り返り、入院患者のプレゼン、翌週の手術の確認、入院予定患者や問題症例の検討を行っています。また毎週持ち回りで勉強会を行っています。今後の治療方針や臨床研究につながる内容を中心として新しいトピックスやガイドラインのおさらいなど各自が自由にテーマを選択したレクチャー形式の勉強会です。
他にも放射線科や病理部との合同カンファレンス、大学院生の研究報告会などを定期的に行っています。

週1回・泌尿器科診療カンファレンス
・医局勉強会:各自が持ち回りでテーマを自由に選択し発表
月1回・プログレスミーティング(大学院生を中心とした研究報告)
・放射線科・泌尿器科合同カンファレンス
各自の問題症例を取り上げより画像評価と臨床的な側面の癒合
・病理・泌尿器科合同カンファレンス
病理報告内の疑問点やポイントをミクロの標本を供覧しながらのレクチャー

写真:泌尿器科診療カンファレンス

写真:病理・泌尿器合同カンファレンス

REPORT教室員の近況報告

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